10月22日の【ホンマでっか!?TV】では、秋から始めるズボラお掃除術というテーマで専門家の先生の面白い新事実を次々に知らされて、ためになる情報や生活の知恵をおしえてもらえます!
今回は、お掃除特集と言う事なので、芸人で収納アドバイザーのコジマジックさんや、「掃除評論家」などという肩書の先生方が、どんなためになるお話をしてくれるのでしょう?
ゲストの中で、気になる方がお一人いました!桐村里紗(きりむら りさ )さんです。予防医療のスペシャリストなんですね。
今回は、腸活についてのお話が中心になりそうです。ほかにも「カビ」の専門で研究されている浜田信夫さんなどのお話しが聞けそうです。
この記事では、多くの女性が特に気になっている、「秋」に特に知っておきたい!腸活と掃除をキーワードにして、深掘りしてみたいと思います。
秋こそ!多発するアレルギーや、弱りがちな腸、を改善して腸内環境を整えるて快適に生活することを目指したい方は最後まで一緒にみていきましょう。
腸活と、ダニ
「腸活(腸内環境を整えること)」と「ダニ(特にハウスダストダニなど)」は、一見関係がなさそうに見えますが、実はアレルギーや免疫の働きを通じて深くつながっています。
順を追ってわかりやすく説明しますね。
更に「ダニアレルギーに効果がある腸活食品」と「ダニ対策と腸活を同時に行う生活法」
の2つを、すぐ実践できる形で紹介していきたいと思います。
腸活とは何か
腸活とは、腸内の善玉菌を増やして、腸のバランスを整えること。
腸は「第二の脳」と呼ばれるほど重要で、免疫細胞の約7割が腸に集中しています。
つまり、腸を整えることは=免疫バランスを整えることなのです。
ダニとの関係は「免疫の反応」にある
ダニ(特にヒョウヒダニなど)は、アレルギーの代表的な原因物質です。
このアレルギー反応は、免疫の過剰反応によって起こります。
➡️ ここで腸が関係してきます。
腸内環境が悪いと、免疫のバランスが崩れ、本来なら過剰に反応しない刺激(ダニ・花粉・食べ物など)に過敏に反応しやすくなるのです。
腸内環境が悪化すると起こること
腸内の悪玉菌が増えると
・腸のバリア機能が弱まる、
・炎症を起こしやすくなる、
・免疫細胞が「過敏なモード」になる
この状態では、ダニやハウスダストに接触したときに、
くしゃみ・鼻水・かゆみ・喘息などのアレルギー症状が強く出やすくなります。
腸活によってダニアレルギーをやわらげる可能性
最近の研究では、腸内環境を整えることでアレルギー体質の改善につながるケースも報告されています。
たとえば
・乳酸菌・ビフィズス菌(ヨーグルト、発酵食品)
・食物繊維・オリゴ糖(ごぼう、バナナ、豆類)
・発酵食品(味噌、納豆、キムチ)
これらを摂取することで、免疫のバランスが整い、「ダニなどのアレルゲンに過剰反応しにくい体」に近づくとされています。
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ダニアレルギーに効果がある腸活食品一覧
腸を整えて免疫バランスを落ち着かせる食品を中心に、
「毎日取り入れやすい」順に紹介します👇
毎日食べやすい発酵食品
食品 | 効果 | おすすめの摂り方 |
---|---|---|
ヨーグルト(無糖) | 乳酸菌が腸内の炎症を抑え、免疫を整える | 朝食後に100〜150g。ハチミツやオリゴ糖を少し加えると◎ |
納豆 | 納豆菌が腸内で善玉菌をサポート | 夜食べると腸の働きを助ける。キムチと混ぜてもOK |
味噌汁 | 発酵味噌が乳酸菌・酵母を供給 | 朝夕1杯。煮立てすぎず、最後に味噌を溶かすと菌が生きやすい |
キムチ | 乳酸菌と食物繊維の両方が豊富 | 納豆と合わせると最強の腸活コンビ! |
腸のバリア機能を強くする食材
食品 | 主な栄養素 | 期待できる効果 |
---|---|---|
ごぼう・れんこん・オクラ | 水溶性食物繊維 | 腸の粘膜を保護し、免疫の過剰反応を防ぐ |
バナナ | オリゴ糖・マグネシウム | 善玉菌のエサになり、腸の動きを整える |
青魚(サバ・イワシ) | DHA・EPA | 炎症を抑えてアレルギー反応を軽減 |
緑茶・ルイボスティー | ポリフェノール | 抗酸化・抗アレルギー作用がある |
腸を守る生活リズムも大切
- 朝起きたら 常温の水を一杯(腸のスイッチON)
- 夜は ぬるめの湯船(副交感神経を優位に)
- 睡眠時間は 7時間目標(腸内フローラが夜に整う)
ダニ対策と腸活を同時に行う生活法
「ダニを減らす×免疫を落ち着かせる」環境づくり
ポイント | 方法 | 補足 |
---|---|---|
寝具の管理 | 布団・マットレスは週1で天日干し or 布団乾燥機 | ダニは湿度60%以上で増えるので、乾燥が大切 |
枕カバー・シーツ | 週2回洗濯(できれば60℃以上) | 高温でダニ死滅。乾燥後はすぐ収納せず、完全に冷ます |
部屋の湿度 | 40〜50%をキープ | 除湿機やエアコンのドライモードで調整 |
掃除 | 週2〜3回、布団の下・カーペット・ソファ下を重点 | ダニのフンや死骸を吸い取ることが重要(アレルゲン) |
「腸を守る+アレルギーを鎮める」食習慣
- 朝:ヨーグルト+バナナ(乳酸菌+オリゴ糖)
- 昼:雑穀米+味噌汁+青魚(DHAで抗炎症)
- 夜:納豆キムチ+野菜スープ(食物繊維+発酵菌)
- 間食:ナッツ・ドライフルーツ・ルイボスティー
※腸内フローラは2〜3週間で変化が出始めると言われています。まずは「3週間続ける」意識を。
「夜のリセット習慣」で腸と免疫を休ませる
- 寝る2時間前には食事を終える
- スマホを見ず、深呼吸をして寝る(副交感神経を優位に)
- 朝、軽く体を動かして腸を刺激(ストレッチや散歩)
腸活と一緒に生活リズムのポイント!を押さえておきましょう
目的 | 方法 |
---|---|
ダニに反応しにくい体を作る | 腸活で免疫の過敏さを整える |
ダニの量を減らす | 乾燥・洗濯・掃除で繁殖を防ぐ |
日々の習慣 | 発酵+食物繊維+規則正しい生活 |
まとめ
腸とダニの“免疫ライン”関係の流れをみていくと、
腸内環境が乱れることで、免疫バランスが崩れる訳ですね。これが始まりの一歩!
免疫のバランスがひとたび崩れていくと、免疫(バリア)が過敏になるのですね。
このことは、ダニなどに強く反応するというサイクルを生み出すことになります。
腸を整えること【腸活】は、免疫の働きが穏やかになり、本来のはたらきをしてくれるようになるのですね。
結果 ダニアレルギーなどの症状がやわらぐことにもつながるのです。
これは、人間だけの話ではなく私の家のワンちゃんも体験していることです。我が家のフレンチ・ブルちゃんは3才くらいから皮膚のアレルギー症状が発症して大変な時期があり、一度は全身の毛が抜け落ちる時期を経験しています。
食事療法と注射で、まさに腸内環境にアプローチする方法で治療をはじめて、2年目を迎えるころに体調が戻りました!
「腸を守ること!」と「アレルギーを鎮めること!」はセットだと実感しています。
改めて今回の放送で、腸の重要さを再認識できましたね。つまりそれは、口から私たちの体の中に入るものと、それらを十分に消化していくための、「休息」の大切さがセットになるという事なのですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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