9月24日(水)のあちこちオードリーの放送に、人気直木賞作家の朝井リョウさんが、西加奈子さんと共に出演されます。
朝井リョウさんは、今年が作家生活15周年になります。
その記念作品である『イン・ザ・メガチャーチ』が出版されたばかりなのですが、最近の文学ファン界隈では、その朝井リョウさんのビジュアルの変貌に注目が集まり過ぎています!
知的な雰囲気を保ちながら、今までのイメージを一掃するようなイケメンオーラを放っているのです。
彼の作品から入っていく人はもちろんですが、未だに作品を読んだ事のない読書家も、にわかにメディアに登場するイケメンの金髪作家が紹介する作品には注目をしてしまうでしょう!
作品名を聞いたことはあっても、作家本人がテレビの出る事も少ないので、初めて見る方もいるのではないでしょうか?
ラジオやSNSで発信もされていますが、ビジュアル的にも、その人柄についても気になるので、今回は朝井リョウさんについて調べてみました。
朝井リョウは結婚してるの?
朝井リョウさんは2017年に結婚されています。
家族情報などは公表されていませんが、お相手は一般の方と思われます。
2017年というと、朝井さんが28才で『風と共にゆとりぬ』の刊行をされています。
この年、実は「痔」の手術で10日間の入院をしていたことを、後に刊行しているエッセイで書かれています。
この出来事も、結婚を決断するきっかけになっているのかもしれませんね!
朝井リョウの代表作はどんなものがある?
『桐島、部活やめるってよ』(2009年)
高校生特有の「スクールカースト」、自分の居場所を探す姿がまざまざと描かれた青春群像劇。
高校の人気者でエースの「桐島」が突然バレー部を退部した、という噂が広まる。
それをきっかけに、クラスや部活動内での人間関係のバランスが少しずつ崩れ、周囲の生徒たちの内面や立場が浮き彫りになる。
『何者』(2012年、直木賞受賞)
就職活動に挑む大学生たちの群像劇。
SNSでつぶやく姿や、仲間との議論の裏にある本音と建前、見えにくい部分を表面化させ、鋭く描き出す。「本当の自分」を見せられない若者の葛藤や、他人を評価してしまう心理を描く、現代的な青春小説。
『世界地図の下書き』(2013年)
児童養護施設で暮らす子どもたちの物語。
血のつながりはなくても、同じ場所で一緒に生きる中で育まれる絆や孤独が描かれる。
「家族とは?」「居場所とは?」を問いかける感動作。
『スター』(2016年)
人気俳優となった青年が、世間の期待やイメージに押しつぶされながらも「真実の自分」と向き合おうとする。
芸能界の裏側や、名声と自己認識のズレがテーマ。
金髪にした理由を鈴木保奈美に話していた
朝井さんは【テレ東BIZ 9/23 YouTube】のスペシャルインタビューの冒頭で、金髪にした理由を鈴木保奈美さんに聞かれ、
『36才になりまして、これ以上 髪の毛が増える事はもうないんだなと思ったので、金髪にしてみよう!と思った』と話していました。
とても気さくな会話の始まり方だったので、その場の空気もほぐれて親近感のわく朝井さんの話しぶりで、人柄があらわれるひと場面です。
金髪の効果は絶大か?!
私は、朝井リョウさんの作品『桐島、部活やめるってよ』のことは知っていましたが、作者のことを(お顔)は始めて知ったと思っていました。
しかし、調べているうちに昨年10月に出された『生殖記』(小学館)がNHKの朝のニュース番組か何かで紹介・特集されていたのを見ていたことを思い出しました。
まさか、その時と同一人物だとは思えませんでした、、、最初は。
『生殖記』がネタバレ厳禁という、異例の広告を掲げ発表されたのが話題となって、NHKで取り上げられていました。
最年少で直木賞を受賞したという事で、ずいぶんと思い切った試みだという事は分かったのですが…..
結構『問題児』的な作品なのか、この作家自体さんがそうなのかな、、、、もしくは 文学界に風穴を開けようとしている、革命児なのかしら….などと、想像した事は覚えていました。
顔はその時は、あまり印象には残っていませんでした。(すみません)
本当に!! まるで別人のような印象です✨
なので、今回のこの金髪作戦のインパクトは大成功なのではないでしょうか。
前作品のインパクトをも上回るものになることは、私自身も感じています。
確実に注目されているとおもいます。
朝井リョウは天才か?!というと、、、、
朝井リョウさんが『何者』で直木賞を23歳で最年少受賞されていますが、2009年(20歳の時)大学在学中に『桐島、部活やめるってよ』で作家デビューして、小説すばる新人賞を受賞していました。
この経歴をみて、やはり天才っているものなんだな!と思ってしまいがちです。
でも、【天才は一日にしてならず】!!これも事実でした。
エッセイも書かれている朝井さんは、その中で、
5才のころに絵本の影響で物語を書き始めたこと
小学校に上がると、毎日に200文字と決め、日記を書いていたこと
6年生になり、100枚前後の小説を、新人賞へ初投稿したことを綴っています。
受賞歴をみているだけでは伝わらなかった、子供の頃からの文学愛が読み取れてきますね。
溢れ出してくる情熱と、かく事が大好きな朝井少年を思い浮かびます。
あちこちオードリーでも話していましたが、卒業式で答辞を言いたいがために、生徒会長に就いたというのにも驚きました。
同級生にそんな人がいたら尊敬しています。自分では想像もつかない・・・・・
「天才」というのは、子供のころからの好きな事に夢中になることと、続ける努力の先に用意されていたものだったんだなと、納得することができました。
アスリートでも、芸術科や料理人、どの分野でも第一線で活躍する人たちの共通のスキルというのは、生まれながらの素質以上に、情熱の量と燃やし方なのかと思いました。
まとめ
朝井リョウさんが、イケメン金髪作家になってテレビ番組「あちこちオードリー」に出演するということで、朝井さんの 気になる代表作や、結婚についてしらべてみました。
今回、初めて朝井さんのことを知った方も、知っていたけれど金髪スタイルに変化したことに驚いた方も、番組をみて朝井さんユーモアセンスを楽しめたのではないでしょうか。
【人の目を気にするな】の意味の解釈も深かったですね。
作家ならではの卓越した感じに、うなずけます。
社会の感覚がコロコロ変わって行く中で、『やりたかった事』を結局やらなかった時に、その理由を世間のせいにするくらいならやっちゃえ!ってなるんですよね。年を重ねてきた今の自分に、やけに沁みます。
朝井さんの、お話しも上手なのですが話し方が独特なこともポイントだと私は思っていて、楽しみにしていました。
勝手に思っているのですが、エックスJapanの YOSHIKI の話し方と雰囲気が同じだなぁ~と思いました。
お育ちの良さがかもしだされると言いますか、聞きながら、優雅さが漂う。。。。そんな朝井さんでした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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