2024年4月17日にデビューしたアイドルグループ、ME:I(ミーアイ)
雰囲気からして韓国アイドルっぽい路線なのかな?!と思えるこのグループはメンバーが全員日本人。
オーディション番組から誕生した、2000~2007年生まれのガールズグループです。
このオーディション番組の元になるのは、韓国のオーディション番組だったことから 『PRODUCE 101 JAPAN』としてその日本バージョンとして開催されました。
このシリーズで過去に結成&メジャーデビューを果たしているのが、JO1やINIがいます。
そこから待望の初ガールズグループが誕生したということで、期待値は高まりデビュー前から爆発的な支持を得ています。
勝ち抜き方式で、生き残りをかけて、ダンスやボーカル、様々なコンセプトで対決を行い、101人の中から11人が選出され結成されました。
結成のコンセプトは「新しい日本の世代を代表する未来のアイドル!!」。そう呼ぶのにふさわしいメンバーということですね。
現在は10名での活動に。
デビューメンバーは11人ですが、現在(2024.12) 実質10人での活動中です。
メンバーの中で最年少のTSUZUMI(海老原鼓さん2007年生まれ)がデビュー後間もなくから体調を崩し、適応障害の診断を受け、長期的に活動を休止される見通しとなっています。
ボーカルスキルがとても高く、メインボーカルとして活躍していたTSUZUMIさんの活躍が見れないのはさみしいですし、グループには大きなダメージもありそうです。
でも、そこにはオーディション番組を共に経験したメンバーの結束力と、個々の持ち味を発揮することによってカバーしあって、デビュー後の勢いを落とすことなく躍進する姿が光ります。
ファンからは、ムリをしないで欲しい!元気いっぱいになって復活した姿を見せてほしい!まずは静養をして欲しい。。。と、温かい応援と、復帰を祈る声がよせられています。
TSUZUMIさんは、思春期の現役高校生
ストレスに耐える力を超える出来事が起きたときに、心や体に不調が起きてしまうことが適応障害の特徴です。
オーディションを勝ち抜き、歌やダンスに真剣に取組み、周りの人からの応援や期待に応える事を、この年代の子が背負うには、本人の並々ならぬ努力や覚悟が伴わなければ成しえないと思います。
TSUZUMIさんは思春期の複雑な年頃に間違いありません。メンタル面で まだまだ多くのサポートが必要だったのだろうなと思ってしまいます。
普通の高校生の母親をしている私ですら、多感な時期を迎えたものだなと、見守って気を揉む事が実に多いもので、同年代の子をもつ親としては、胸が詰まるような思いです。
夢に向かっている姿に成長を感じ、たくましさの半面、まだまだ幼さを感じる事もあるものです。
安心できる場所で じっくりと休息しながら心の健康を回復して欲しいと思います。
ME:I(ミーアイ)は どんなグループ? 特徴は?
番組視聴者の投票で選ばれただけあって、メンバーの個性が皆 際立っていることが魅力の一つです。
共同生活をして親近感のわくキャラを打ち出し、歌やダンスが全くの未経験というメンバーから、タレント経験者まで様々なキャリアをもち、その特技をいかし、混ざり合っていくところから織りなす魅力的なパフォーマンスは、観ているこちらを毎回ワクワクさせてくれます。
個々のスキルが高いため、注目できる魅力が満載なメンバー。様々なランキングがつけられていたり、関心度も高まるような仕掛けがされています
11人のメンバーは?
年齢順に。
COCORO
メンバーの中で最年長。2000年生まれ愛知出身
みんなの相談役として、優しいお姉さん的存在。というのもメンバーの中では、唯一韓国でのデビューを経験しています。オーディションでは生き残りが危うい局面もありましたが、11番目に切符を掴んだ強運の持ち主。やや高音で、心地よく響く歌声が魅力です。ダンスでも見事なパフォーマンスをみせてくれます。「心ほぐす癒しの高音ボイズ」がキャッチフレーズ。
MIU
「圧倒的クールビューティ」というキャッチフレーズの通り、性格もさっぱりと男前。面倒見がよく、冷静な頭脳派で、オーディションでは常に上位をキープしながら4位でにデビューを手にしました。多くのオーディションや厳しい候補生時代を経験したその実力は確かなものでメンバーからは頼れる存在です。ウィスパーボイスが強みで抜群の表現力が見逃せない。愛知出身
MOMONA
グループのリーダーとして皆を引っ張っていく父親のような存在です。神奈川出身 オーディションでは2位と大差をつけての堂々の1位を獲得し、人気・実力ともにエースです。幼い頃からモーニング娘。の大ファンで、2016年にハロプロに最年少12歳で加入し、ハロプロの元メンバーです。キャッチフレーズは「天下無敵のチャレンジャー」
RAN
芸能活動経験者で埼玉出身 当初から注目を集めるていたのは、ハスキーボイスとメンバーの中でもズバ抜けて上手いダンスの実力者。ダンス経験のない練習生にダンスを熱心に教える様子など面倒見が良く、頼れるお姉さんのような存在で人柄の良さも人気です。
9位でデビューを果たしました。「完全無欠のカリスマ」がキャッチフレーズ。
SHIZUKU
キュートで、お嬢様のような優雅さを放つ彼女は、宝塚音楽学校目指し受験を経験した現役音大生です。クラッシックを愛好し、オーディションではオペラを披露するシーンも。プラス思考でお菓子が大好きの愛されキャラです。オーディション初期の低空飛行から、終盤でのどんどん上昇して逆転劇をみせ、7位でメンバーに決まりました。東京出身「脱クラシックからの逆転劇」がキャッチフレーズ
AYANE
ハイレベルなボーカルスキルを武器に、曲の中で見せ場のパートが歌えるのが彼女。その歌声は、一度聴いたら耳が奪われるほどの力強さがあり、SNSでも一気に話題になりました。オーディションでは常に上位をキープし、最終は3位を獲得で。甘えん坊でラーメン大好きの岩手出身。おとなしそうな印象とは真逆な、ステージでの迫力あるパフォーマンスが魅力です。
KEIKO
ムードメーカーとして常に明るい彼女。オーディションではデビューできるか、きわどいラインをさまよっている時でも「絶対、デビューするぞ!」と場の空気を温めていました。韓国留学の経験があり、K-POPダンススクールに通っていました。得意のラップで場の空気を盛り上げたり、協調性のある明るいキャラです。愛知出身
KOKONA
歌、ダンスともに未経験でありながら、オーディション初回で見事6位を獲得、その後も周囲に追いつくために努力を重ねる姿が、回を重ねるごとに応援団を増やし、最終的に6位でデビューを掴みました。高い歌唱力と、天然さが相まって、一推ししたくなるキャラです。爽やかで、フレッシュ!「磨かれ輝く天然の真珠」がキャッチフレーズ。三重出身
RINON
歌やダンスのレッスン経験がなく、初期は下位から抜け出せずにいましたが、サバサバしたギャルマインドで成長し、自信を取り戻しオーディション後半からは、その魅力を最大限に開花させ、みるみる順位を上げ最終は2位にまで駆け上がるその努力は本物です。ポジティブなラッパーで、周りを明るく励ましています。岡山出身
SUZU
清楚な見た目のおっとりキャラですが、ひとたびダンスを踊りだせば、まるで別人のようにパワー全開のパフォーマンスをみせてくれます。オーディションでは、初回に1位をとりつつも、最終直前には14位まで順位を下げ、ひやひやする場面もありましたが、熱い応援を得て最終は5位でデビューを果たしました。メンバーからは妹のように愛されるキャラです。東京出身
TSUZUMI
メンバーの中の最年少で2007年生まれ。オーディション経験が無く、ダンスも未経験でいありながらも、歌唱力が圧倒的に高く、オーディションでは常に高い評価が集まっていました。突き抜けるようなパワフルな歌声を武器に、最終順位は10位でデビューを掴みました。皆を笑わせるムービーメーカーでもあり、復帰を待ち望む声がやみません。神奈川出身
なぜ11人?アイドルグループの傾向
近頃は、アイドルのグループ人数がどんどんマシマシです!!そして、覚えられない!っというのがアラフィフの本音のところで、泣きどころですね。
それでも、「個人の集合体」として見ていくことで、ファンが「一推し」を決めて応援できるように、しっかりとキャラが際立っていたり、楽しみ方がメンバーの数だけ見つけれるという視点もやはりアリですね。
大人数ならではのダイナミックなパフォーマンスが見れることや、ボーカルの組み合わせによる新しい面を見れるのが、グループの醍醐味といえますね。
全員は覚えられないけど💦特にこのメンバー!という三人をおさえてみよう
↓こちらの右側のSUZU
そして、こちらの二人 ↓ MIU、RAN
オーディションの一幕で、この三人が並んで登場したシーンが特にインパクトが強かったことから、揃って踊るシーンなどが注目されるようになったようです。
パフォーマンス良し、ビジュアル良しの太鼓判!!
最後にプロデュースや事務所は?韓国での人気は?
このオーディション番組をそもそも旗揚げをしたのが、LAPONEエンタテインメントという芸能プロダクションの代表チェ・シンファさん。この会社は韓国の企業と日本の吉本興業が投資して設立した日本の芸能プロダクションで、運営も吉本興業です。
チェ・シンファさんは、吉本興業に入社した初の韓国人社員でした。日本の法政大学法学部を卒業されています。大学時代に、たまたまアルバイトをしていたサウナ店が、マスコミ関係の業界人の行きつけ店だったというのです!優れたコミュニケーション能力が担当者の目にとまり吉本興業への入社が決まったそうです。なんと裏話では、同業者のAVEXからも声がかかっていたそうです。その頃から、才能の片鱗をのぞかせ、見る人の目にはそのことが映っていたと言う事ですね。
チェ・シンファさんはこの会社に入って、自分は韓国と日本の掛け橋になりたいと決めたそうです。見事に有言実行されているわけですね。
このプロデュースの仕掛けが功を奏するかたちで、韓国での注目度も高いと言っていいでしょう。
ただ、メンバー全員が日本人なので、名前が覚えづらいとか、日本語をメインに活動していて、他の国際的なアイドルグループとの競争力をつける事がこれからの課題になってくるのは確かですね。
しかし、オーディション番組ということもあり、韓国のメディアでも多く取り上げられ、ファンを獲得していることがわかります。特にSNSでの発信が活発なことが大きな要因です。
メンバーの人気順位の違いはあれども(国が違っていても)多様な個々のキャラと、パフォーマンスでグループの強みを生かしていますね。
日本にとどまらず、韓国をも地盤として世界に活動の場を広げていくことが今後もますます期待できますね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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