脳腸もみマッサージのやり方〔セルフケア図解〕と自律神経の関係は?【ホンマでっかTV】

健康

発酵食品や腸活が特集されて久しい中、このところ、ひと際注目を集めているのが「脳腸もみ(のうちょうもみ)」という健康法です。

腸をやさしくマッサージすることで、自律神経を整え 脳と腸のバランスをよくする という、この脳腸もみが気になりますね。

【ホンマでっかTV】で取り上げられたこの方法は、便秘(便通改善)や睡眠改善、美肌の効果まで期待できるというのですから、なんとも嬉しい情報です!!

脳腸もみについての理解を深めていき、自分自身でセルフケアして、整った状態で日々を快適に過ごしていきたいですね!

この記事では、セルフケアできるための分かりやすいマッサージ方法を図解で一緒に見ていきたいと思います。そして、ケアを続ける事で、どれくらいの時期で効果を感じやすいのか、そのタイミングの目安も調べていますので、参考にしていただければと思います!

番組で行った『予約の取れない美容整体師』吉田圭吾さんの内蔵脂肪をつきにくくする『腸もみ』のセルフマッサージについても、やり方を説明しています!

気になる方は、是非さいごまでご覧くださいね。

どれも、決して難しいものではありませんので、就寝前や入浴中などの日常生活のわずかな時間でできる内容だと思います。

自身の体に、静かに手を当てるだけでも、実はとても心がやすまることができると思います。

三日坊主も許容しながら(笑)、ゆるく。。。(気を取り直して)復活させていっても大丈夫!と思って、脳腸もみについて一緒にみていきましょう。

脳腸もみとは?

人の体は「脳腸相関」といって、脳と腸が神経やホルモンで密接につながっていることが分かっています。

ストレスを感じると腸の働きが悪くなり、逆に腸の調子が悪いと気分も落ち込みやすくなる、というのが、脳と腸の関係です。

この「脳⇄腸」のバランスを整えるのが「脳腸もみ」です。

期待できる脳腸もみの効果

🧠① 自律神経のバランスを整える

  • 腸を刺激すると副交感神経(リラックス神経)が優位になります。
  • その結果、ストレスで乱れた自律神経の働きが整い、
     → 不安感・イライラ・頭痛・肩こり・不眠の改善につながります。

💩 ② 便秘・下痢の改善

  • 腸を直接マッサージすることで、ぜん動運動(腸の動き)が活発になります。
  • 腸内のガスや老廃物の排出がスムーズになり、
     → 便秘、ガス腹、下痢の改善に役立ちます。

🌸 ③ ストレス解消・メンタル安定

  • 腸では「幸せホルモン=セロトニン」の約90%が作られています。驚きですね!!
  • 脳腸もみで腸の血流がよくなるとセロトニンの分泌が促され、
     → 気持ちが落ち着きやすくなり、うつ・不安・緊張の軽減にも効果的です。
    悩み事がある友人には真っ先に教えてあげたい!!
    そして、自分が悩んでしまってる時には、きっと忘れているだろうから、家族や友人に「つべこべ言ってないで、腸もんで寝ろ!」って言ってもらわなければ!

💪 ④ 免疫力アッ

  • 腸には免疫細胞の約7割が集まっています。腸ってスゴイ!
  • 腸をやさしく刺激して血流を促すことで、
     → 免疫細胞の働きが活発になり、風邪・感染症予防にも役立ちます。

🌼 ⑤ 冷え・むくみ・代謝の改善

  • 腸の動きが良くなると、腹部の血流が改善。
  • 内臓温度が上がることで
     → 体全体の代謝が高まり、冷え・むくみ・だるさの軽減につながります。

💁‍♀️ ⑥ 美容・ダイエット効果

  • 老廃物が排出されやすくなり、
     → 肌荒れ・くすみの改善、ウエストラインの引き締め効果も驚きしかない!!
  • 便秘が改善すると、ぽっこりお腹の解消にも◎

セルフマッサージの方法

準備

ベッドや床に仰向けになります

お腹を温める(ホットタオルでもOK)

手を温めて、深呼吸を3回

マッサージ手順(5〜10分程度)

おへそのまわりを「の」の字にやさしくさする
 → 時計回り(右下→右上→左上→左下)に円を描くように。
 → 腸の流れに沿っています。
これ便秘の時にトイレでよくするやつですよね・・・・(笑)

みぞおち(胃のあたり)を指の腹で軽く押して、ゆるめる
 → 胃の緊張を取ると、脳のリラックスにつながります。

息を吐きながら「は~」とか「ふぅ~~」とか言いながらやってみましょう。自分の声でリラックス!

下腹(おへその下)をやや押すようにゆっくり円を描く
 → 硬いところは力を入れすぎず、呼吸に合わせて軽くほぐす。

お腹全体を手のひらで包み込み、深呼吸3回
 → 息を吸うときにお腹をふくらませ、吐くときに軽く押さえます。
腹式呼吸ですね、難しく考えなくて大丈夫です、息を吸い込むときに肺を膨らませる代わりにお腹をパンパンにする感じ。
普段、緊張状態が続くような時は、無意識に呼吸が浅くなるので、胸(肺)が膨らむ感覚があると思います。

コツ

  • 「痛気持ちいい」より「やさしく」が基本
  • 食後2時間以上あけて行う
  • 寝る前に行うとリラックス効果が高い

マッサージのタイミング

朝起きたとき(腸を目覚めさせる)

寝る前(副交感神経を高めて睡眠改善)


どれくらい続けて効果が感じられるの?

効果実感までの目安
便通改善1〜3日
リラックス感・睡眠改善1週間程度
代謝・むくみ・冷え改善2〜3週間
美肌・メンタル安定1ヶ月前後

脳腸もみの「脳」はどう揉むのか?

脳腸もみ「脳」は、実際に頭をもむというよりも、“脳をリラックスさせるための刺激” を意味します。

腸をもむだけでなく、「頭・首まわりをゆるめる」ことで脳と腸の神経の通りを整えます。

脳のリラックスもみ(脳を整える部分)

①後頭部ゆるめ(脳と腸をつなぐスイッチ)

  • うなじの少し上、頭と首の境目にあるくぼみ(後頭下筋群)を両手の指で軽く押します。
  • 3秒押して、ゆっくり離す。これを5回。
    💡ここには「迷走神経」という、自律神経を整える大切な経路があります。
    → 脳と腸のつながりがスムーズになります。

② 側頭部ほぐし

  • こめかみの少し上(耳の上の筋肉)を、指の腹でゆっくり円を描くようにもみます。
  • 左右同時に10回ほど。
    💡ストレスで硬くなりやすい場所。緊張性頭痛にも◎

③ 頭頂部タッピング

  • 両手の指先で頭のてっぺんを「トントン」と軽くタッピングします。
  • 1分ほど、全体的にまんべんなく。
    💡脳の血流が良くなり、思考もスッキリ。

④ 額〜こめかみストローク

  • 額の中央からこめかみに向かって、指先でなでるようにスライド。
  • 5〜10回。
    💡脳の前頭葉がリラックスし、自律神経が整います。


吉田圭吾のセルフケア(横隔膜・腸腰筋)

『予約の取れない美容整体師』吉田圭吾さん内蔵脂肪をつきにくくする『腸もみ』は、番組でゲストの皆さんが一緒にやっていましたね。

自分で出来る簡単なワザ!なのでコツをおさえてやっていきましょう!

まずは、『横隔膜』が内蔵のスタート地点!

猫背になって横隔膜が引き下がると、ぶら下がってる内臓も全部下がってしまうので自分で出来るマッサージでほぐしていきましょう!

横隔膜のセルフマッサージ

自分で触っていきましょう!椅子に座った状態から


①片側の肋骨に手(指)を入れていく

②深呼吸しながら吐く息と共に前傾姿勢になってみましょう、はぁ~。。。

この時、無理に押さなくて大丈夫です
あばら骨を掴んでいます

深呼吸して、呼吸に合わせながら4.5回続けて行きます
吸って伸びをして、吐く息で丸くなる
これを両側しましょう

全部の臓器の支えになっている筋肉『腸腰筋』

ここが硬くなっていくと、全臓器が固くなる  脂肪がつきやすいという、ループにハマってしまいます!

すべての臓器の支えになる重要な筋肉をしっかりほぐしていきます

腸腰筋のセルフマッサージ

腰骨を見つけて(腰骨の一番出っ張っている骨)、立ち姿勢からはじめます

①片側の丸まっている骨(腸骨)の中にグッと指を入れこむ

②つかんだままイスに座る

③そのまま(押したまま)つかんでいる側の足を上にして膝を組む

④前傾しながら息を吐き、手がドンドン中に入っていく感じです

⑤そこから更に、上体を円を描くように回していきます 10~15秒目安に
これを両側しましょう
自重(重心移動)と関節を動かしてもんでいくマッサージです

🌿 仕上げ

最後に目を閉じて深呼吸を3回。
お腹(腸もみ)と頭(脳もみ)をセットで行うことで、
「脳腸相関」=脳と腸のリズムが整い、
ストレス性の便秘・下痢にもより効果的です。


まとめ

10月15日放送の【ホンマでっかTV】【太りやすい人16のダメ共通点】の中で話題になった「脳腸もみ(のうちょうもみ)」という健康法について、気になったので調査して、分かりやすく図解でまとめてみました。

私自身も、緊張すると便秘になったり(家族では下痢になりやすかったり)、免疫力が下がりがちな季節の変わり目に振り回されながら…….体の不調や、変化には、なんだかんだと、一年通して向きあっているところがあります。旅行中は、ほぼ便秘だし・・・・・。

情報も本当に多くて、自分が何を取り入れていたかを「忘れている事」すら忘れていたりします(笑)

それでも、今回の「脳腸相関」という捉え方は、古くから確かな事として経験的に知られていることで、本能として分かっている事だと思いました。科学的な研究が進み、きちんと数値からみて、ストレスが腸に影響を与えるだけでなく、腸内環境が脳の機能や心の状態にも影響を与えることが示されてきたのですね。

ヨガをしている親しい友人が、時々「自分で自分をギュ!と(ハグ)してあげて」とか、人に見せる笑顔じゃなくて「自分自身に微笑みかけるように!」という言葉を投げかけてくれることがあります。

ふとした時に、その言葉に救われるような気分になった事がありました。

誰かに優しくしてあげるように、自分自身の体に優しく「今日も一日よく頑張ったね」って言いながら脳腸もみをしていけるといいな。。。。たとえ、三日坊主だったとしても(笑)、また思い出した時から再開したっていいと思います。

そして、調べて分かりましたが、便通改善なら3日目くらいから効果も期待できそうだし!!

先ずは、3日をめどに始めてみたいと思います。セルフケアで、ご自愛して参りましょう♡。

テレビ放送で施術を受けた横澤夏子さんのウエストのくびれが、突如現れたのには衝撃が走りましたね。一度のマッサージで、劇的なお腹痩せ?!というよりも、あれは正しい場所に内蔵が収まった!ということになるのだと思いますが、姿勢の悪さを正せば、筋肉もしっかり役割を果たすようについていくので、憧れのくびれが誕生してくれるのですね♡

マッサージの施術には行けなくても、美容・ダイエット効果が期待できるセルフケアでしっかりと整えたいですね。俄然、やる気が出てきました!

最後まで読んでいただきありがとうございます。




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