Omoinotake、主題歌に選ばれる理由。特色や長い下積時代

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日常の様々な感情に揺れるとき、へこんだり、悲しんだり、悔しんだ時の行き場の無い思いを、そっと拾い上げてくれるように、時に暗闇から力強く導き 連れ出してくれるようにして、そのセンシティブな歌詞と、情感を揺さぶる藤井怜央さんの魅力的なボーカルが、人気を集めているバンド「Omoinotake」(オモイノタケ)について、まとめてみました。

バンド名の由来、結成からの道のり

素敵な日本語の詩で勝負をしよう」と、この個性的なグループ名を決めたのはベースの福島さんです。

自身が『一番好きな日本語の言葉』(思いの丈)を使ったということが由来というか、そのものズバリ!という事です。

曲の歌詞に込める思いが純粋さで溢れる理由が伝わってきます。


メンバーは全員が島根県出身で、中学時代からの同級生(福島智朗(Ba)、藤井怜央(Vo&Key)、冨田洋之進(Dr))のピアノトリオバンドです。


バンドにはギターがおらず、キーボードを中心とした、日本人好みの楽曲が幅広い年代から支持を集めています。


結成は2012年で、今年で活動開始から12年になります。デビューするまでには、9年という長い下積みの時代を経験しています

その間には、音楽の方向性に悩むこともあったそうですが、渋谷界隈でストリートをはじめとするライヴ活動を重ねて、「自分たちの色」を見つけていったようです。

苦労したぶん、培ってきた実力は本物となり、聞く人にまっすぐに届く力強さがあります。


「自分自身が気持ちよく生きなきゃ想いは伝わらない」というポリシーを原動力にして、そこから「踊れて泣ける」という新ジャンルのグルーヴを生み出しているのも、試行錯誤してたどり着いた彼らのスタイルです。


作詞を主に担当している福島さんは「心にない言葉を使わない」という思いで作詞をしているので、絶対に歌詞で嘘を吐かない、その純粋さこそがOmoinotakeのコアな部分になっているのですね。

幅広い年代から支持を集める理由だと言えます。

主題歌に選ばれる理由

これまでにドラマやアニメとタイアップした楽曲が多いことは、Omoinotakeのセンスがキラリと光っている証拠をといえます。


ジャンルにしばられることなく ポップ/ロック/R&B/ソウルなどの様々なスタイルで、キャッチーなメロディーに仕上げられています。

繰り返し聴きたくなるフレーズ、ドラマチックな展開で耳に残りやすい要素が多いことなど、主題歌には、曲自体の存在感だけでなく、作品のテーマやムードを表現するための、重要な要素を果たすことが条件になりますよね。

もちろん、作品のテーマやムードを表現するためにつくられた歌としては、ドラマだけでなくアニメにおいても、物語を彩り深い印象を与える重要な役割を果たしています。

アニメでは、単なる背景音楽ではなく、作品の世界観を表現しキャラクターの感情を伝える手段としても、存在感があり、多くのファンに愛されています。
その多様性と、アニメに合わせた歌詞やパフォーマンスが、より一層 物語の魅力を高めていくことになりますね。

 ドラマ主題歌

  • TBS系火曜ドラマ「Eye Love You」の主題歌 幾億光年
  • 日本テレビ系土ドラ10「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」の主題歌 ラストノート

 アニメテーマ曲

  • ブルーピリオド オープニングテーマ EVERBLUE
  • 僕のヒーローアカデミア 第7期 エンディングテーマ 
  • ホリミヤ -piece- オープニングテーマ  幸せ
  • 劇場アニメ「囀る鳥は羽ばたかない The clouds gather」の主題歌 モラトリアム

『踊れて泣ける』というコンセプト

物語の景色に、日本語の持つ言葉の美しさと強さを散りばめるインパクトと、独特なバンド形態から醸し出すの表現スタイルで情感を揺さぶられてしまいます。


前記した、Omoinotakeが意識している「踊れて泣ける」というは、まさに心のコアな部分に響かせるような音楽なのだと捉えるとシックリきます。

まとめ

私なりの捉え方になりましたが、試行錯誤しながら生み出された素敵な数々の楽曲は、浸み込むようにして物語と馴染み、心地よく感情に入り込み、その音楽は多くの人へと広がっていくものなのだなと思いました。


これからも新たなジャンル、新たな物語に息吹を吹き込み、聴く人の心を動かし続けて欲しいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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