
引用:ウェザーニューズ
朝のニュースでの、地震の最新情報がずっとテレビで放送される中、度々映る映像の一つで、ロシア有力紙「イズベスチヤ」が、SNSの公式アカウントで伝えたものをみました。
沿岸にある複数の建物や車が水につかっている様子がみえるものです。
東日本大震災の津波の映像を一瞬で呼び起こす、驚かずにはいられないシーンだったので気になった方は多いのではないでしょうか。
ニュースでは、この映像の場所がハッキリ伝えられていなかったので 地図を載せて、震源地からどれくらい離れた場所の映像なのかを確認してみたいと思います。
セベロクリリスク町
千島列島のパラムシル島の町、セベロクリリスクで、揺れは7分以上も続いていたと伝えられています。
水産加工施設が津波の被害を受けたとする映像が撮影された場所はこちらです。
セベロクリリスク(町)から震源地までは、およそ200km離れています。
千島列島北部のパラムシル島はロシア連邦のサハリン州に属しています。
町の人口は2439人(2023年調査)、1945年までは日本統治のもと『柏原』という町名でした。
1994年に北海道根室市と姉妹都市の提携を結んでいます。
夏は北海道よりも北に位置しますが涼しく20度を超えることはめったになく、逆に冬も高緯度のわりに暖かくマイナス10度を下回ることは多くない地域というです。
まとめ
今朝の津波警報から現在も、継続して津波の危険が心配されているなか、ニュースで気になった事を調べてみました。
震源地から、わずか200㎞しか離れていない町であるセベロクリリスクでは、今朝7分間も地震の揺れがおさまらなかったという事です。
過去、1952年11月にもカムチャッカ地震が発生しており、その際には津波で2336名の死者が出ており、その被害も甚大なものでした。
セベロクリリスク町の被害状況も気になっていますが、今後の津波の情報を注視して避難も視野に入れておこうと思いました。
被害が最小限であることを祈りたいと思います。
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