2025年3月20日に全国公開される、高橋文哉さんと西野七瀬さんのダブル主演の映画『少年と犬』。
今回、王様のブランチで『少年と犬』の撮影現場での、LiLiCoさんのインタビューが放送されました。
映画公開の一ヶ月となり、その映像が解禁されたのでしょう。撮影されたのは、ほぼ一年前となる2024年の3月頃と思われます。
また映画の完成披露試写会も2月20日に都内で行われ、出演者のワンちゃんとのエピソードが披露されました。
そこでの話が素敵すぎる!高橋文哉さんのエピソードについてまとめてみました。
映画「少年と犬」はどんな映画なのか?
小説家・馳星周さんの直木賞受賞作を、瀬々敬久監督が映画化した作品です。
物語のはじまりは、震災から半年後の宮城県仙台市。職を失った青年が、震災で飼い主を亡くし、さまよってきた1匹の犬と出会うところからはじまります。
聡明な犬(多聞)は、青年とその家族にとって大切な存在となっていきますが、多聞は常に西の方角を気にしていました。
やがて家族を助けるため危険な仕事に手を染める少年は、事件に巻き込まれることになり、その混乱の中で 多聞は姿を消してしまうのでした。
時が流れ、多聞は滋賀県で暮らす女性もとで過ごしていました。悲しい秘密を抱える女性は、多聞と過ごすことで 平和な日常を取り戻していくのでしたが、そんな彼女の前に 多聞を追ってきた青年が現れ、2人と1匹の新たな生活が始まることになったのです。
傷つき、悩み、惑う人々の心に寄り添いながらも、たった1匹で 何故か 西を目指し進む犬、、、大切な人のもとへと歩き続ける多聞には、ある約束があった!というストーリー。
犬好きも、そうでない人をも巻き込み、原作の読者の中では「現代版の『フランダースの犬』のようで泣いた!」と話題になった作品です。
高橋文哉さんの飼っているワンちゃんの素敵すぎる話
小さい頃から家で犬を飼っていたので居るのがが当たり前だったという高橋文哉さん。
老犬だったワンちゃんが、8歳の時に亡くなってしまったそうです。
そこで、新しワンちゃん飼いたいと家族にお願いしたのでした。
とは言え、ワンちゃんのお世話をするのも大変ですから、ヤルヤルっていう言葉だけじゃなくって『責任感をしっかりと、持って欲しい』という思いから、今すぐではなく『10歳になってからね!』と言われたそうです。
親からすれば、「誠意」とは、どんなものなのかを 考えてみて欲しかったのでしょう。
そこで、高橋少年は、『10歳から20歳までの誕生日とクリスマスのプレゼントはもう何もいらない!!だからこの子を家に迎え入れて欲しいと』と、お願いを聞いてもらったのでした。
18歳のときに上京し、20歳の誕生日までは 毎年ワンちゃんの写真が実家からメリークリスマスと、ハッピーバースデーのメッセージを送ってもらっていたそうです。
なんて律儀で、純粋なのでしょう✨
約束の期間を終え、次の21歳の誕生日には、「なんだか。。。さみしくなったっていうのを覚えています。」と話します。
10年ぶりに父親と母親から誕生日のプレゼントをもらったそうです。
なんと微笑ましい!10年ぶりのプレゼントって、何をもらったのでしょうか?
幼くても、子供なりの覚悟ができたのが「プレゼントをささげる事だったのかな」と振り返る高橋さん。人柄のあらわれるとっても素敵なエピソードでした。
『僕の宝物で、ずっと実家にいてくれています💛』と最後まで素敵な笑顔です。
ちなみに、マルチーズとトイプードルのミックスちゃんだそうです。
この映画のみどころ
何と言っても この映画は、メガホンを取ったのが人間ドラマの名手・瀬々敬久監督、企画・プロデュースは藤本賞・奨励賞を受賞した平野隆、脚本は林民夫といった実力ぞろいの3人が名を連ねた作品というところです。
感動作品を手掛ける名手が揃いにそろっての、感動・涙必至の物語に仕上げられています。
犬好きの人はもちろんの事、そうでない人にとっても心に刺さる作品となることでしょう。
震災や貧困、その他の事情で傷つき悩む人たちと、1匹の犬が織りなす交流の物語です。
まとめ
映画では、多聞と呼ばれる犬が 出会う人々の心を次々と癒していくようなストーリー。
彼ら、彼女らの人生は決してハッピーなものではないのですが、多聞と出会ったことで 勇気や愛が自分の中にも確かにある事に気づき、導かれるようにして 暗闇の中に光を見つけて、前に進もうとします。
人間と犬の絆を描いた この作品に主演する高橋文哉さんの 人柄の純粋さが溢れ出すエピソードを聞くことができ、益々 高橋さんのファンも増える事間違いなしです!
勇気と感動をもらいに、映画館に観に行きたくなる作品だな!と思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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