陸上の東京世界選手権の代表選考をかけた日本選手権が行われました。
ベテラン選手のディーン元気さん(2位・84m66)の記録を超え、東京世界選手権の参加標準記録(85m50)を突破して優勝を決めたのは﨑山雄太(さきやま ゆうた)さんの5回目に投げた87m16の超特大スロー!でした。
﨑山雄太選手は、この優勝で今年秋に行われる東京世界選手権代表に即内定しました。
この記録は、日本歴代2位の記録となり、“不滅”と言われている1989年に溝口和洋選手が打ち立てた幻の87m60に迫る驚きの一投でした!
本記事では、﨑山雄太選手についての「結婚しているの?」「身長や体重は?」そして、強いメンタリティーについても深掘りしていきます。
そのワイルドなイケメンぶりにファンになった方も多いのではないでしょうか??
そんな﨑山選手の気になる情報を徹底調査しました。
役者のようなキリリとしたイケメン﨑山選手について、ぜひ最後までご覧さい。
﨑山雄太は結婚してる?
2025年7月現在、﨑山雄太さん(29歳)は結婚されていないようです。
﨑山さんは、SNSでもほとんどプライベート情報は発信していません。
確認しましたが、結婚や婚約の情報は出ておらず、本人からも語られていませんでした。
大学(日本大学 )卒業後から7年間、故郷の奈良県を離れ、愛媛県今治で生活をしています。
トップアスリートとして食事や生活面でも気を配って過ごしているものと思われます。
専門家の指導の下で管理していると思われますすが、他にも支えになっている存在の方もいるかもしれません。
2020年のオフシーズンから、やり投げ大国であるフィンランドでの合宿(自主練)をしていることからも、独身ならではのフットワークの軽さもあると思いました。
﨑山雄太のプロフィール
名 前 | 﨑山雄太(さきやまゆうだい) |
生年月日 | 1996年4月5日 |
出身地 | 奈良県 |
出身校 | 大阪・関西創価高等学校 → 日本大学 |
身 長 | 178センチ |
体 重 | 93キロ |
大学卒業後、スポーツ専門員として今治に拠点をおき活動する
投てき種目の強豪 今治明徳高校の濱元一馬元監督の指導を受け技術を磨いてきました。
﨑山雄太選手の強み
﨑山雄太選手の強みは、ズバリ!跳躍選手と同等の脚力があり、バネを使えることです。
その跳躍力を、やり投げの助走に大いに生かすことができる事が﨑山選手の強みになります。
学生時代に怪我をして2年間やりを投げれない時期を経験していますが、その間も腐ることなく、故障している肘を使わない練習を必死に続けていたのです。
その時に、徹底的に「バネ」を鍛え抜き、最強の脚力を手に入れたのでした。
元は幅跳びの選手だった崎山選手は、抜群の瞬発力を備えていました。
その能力を生かした「ハードル」や「幅跳び」を行い、自身の長所を更に磨くことに集中したのでした。
「万事塞翁が馬」とは、こういうことなのか!!と言える出来事です。
予測できないことであっても、無駄なことなど一つも無いという事ですね。
起きてしまった事実を、好転させることも能力・実力の一つと言えるでしょう。
今治で鍛えた技術面と精神面
日本大学を卒業して今治で活動したのは、師と仰ぐ濱元一馬元監督の下で指導を受けるためでした。
濱元一馬元監督から、下半身と上半身のバランスの大切さを教わり 体の使い方を学び鍛錬していったと言います。
師・濱元一馬元監督から見て﨑山雄太選手は?
濱元一馬元監督は、村上幸史選手(むらかみ ゆきふみ・日本陸上競技のレジェンド やり投アテネオリンピック・北京オリンピック日本代表)ら数多くの選手を育てた投てきの名指導者です。
その方から見て、﨑山雄太選手は『ほとんど村上幸史選手と同じ力を持っている選手』と話されています。
『海外にも行って勉強とトレーニングを重ね、継続していて着実に手ごたえを感じている選手で、結果に繋がってきている』と話しています。
フィンランドでの﨑山選手
2020年からは、やり投げ大国であるフィンランドでの武者修行を慣行していて、ワールドレベルの環境に身をおき、世界に通用する力をつけるためにテクニック面とメンタル面の両方を高めていきました。
フィンランドでも大きな進化を遂げ、手ごたえを感じたことをインタビューで語っています。
心の中で掲げている言葉は『努力の天才になる』
座右の銘にしている言葉は『努力の天才になる』
自分のことを天才と思い込めば、何でもやれるのではないか!と考え、
自分は天才なのだから、やってやれない事はないぞ!の精神で行動するというのです。
「自分は技術を頭で考える、というよりはどちらかというと感覚派なので、自分のことを天才と思い込む」という作戦ですね。
ここから﨑山雄太選手の覚醒が始まったのです!!
まとめ
﨑山雄太選手が所属しているのは「愛媛競技力本部」で、信頼する指導者の元で、日々やり投に向き合い、練習を続けてきました。
今回、同じく東京世界選手権の代表に選ばれた、男子110mハードルの野本周成選手と共に2018年頃から「愛媛競技力本部」に所属しています。
﨑山選手は、今まで思ったように結果が残せなかったこともありました。
2023年のブダペストでの世界陸上では、動きのコントロールがつかめず、3回ともファウルになるという無念さが残りました。
この時が初の世界選手権だった﨑山選手は記録なしに終わったのでした。
しかし、着実に力をつけてきたことは、今回の世界選手権で証明されることになるでしょう!
常にライバルよりも、自分自身と向き合うことに焦点を向けて、日々鍛錬を積んできた『努力』の人だと言えます。
今までの険しかった道のりを超えてきたからこそ、今回の世界陸上の代表が決定した時の喜びの叫びは印象的で、本当に感動的でした。
やり投げを今まで、特別に注目していなかった私ですが、今回の世界陸上で一番に注目して応援したい種目が、やり投げになりました。
選手のことを深く知ってから観戦すると、何倍もその競技に興味を持つようになるものだと実感しています。
﨑山選手への注目は今後も高まっていくことになりそうですね。
これまでの経験が、全て血肉となって『覚醒した天才』﨑山雄太選手の活躍には大注目していきたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント