三重県志摩市にある「美食の隠れ家プロヴァンス」。
伊勢志摩の海の幸を創作料理としてゆっくり味わえる、源泉温泉付きのリゾートホテルです。
私がこの宿を訪れるのは、今回で5回目。
ほぼ年に1回のペースで通い続けている、大好きな場所です。
前回は主人と2人で結婚20周年のお祝いに伺いました。
そして今回は、大学生の娘2人との女子3人旅。
娘たちはそれぞれ実家を離れて1人暮らし中。
バラバラに暮らす3人のスケジュールが合う貴重な時間です。
このタイミングを逃すまい、と迷わず予約を入れました。
広島から伊勢志摩へ。 新幹線の中から旅が始まっている
当日は広島駅で娘たちと合流して、新幹線で京都へ。
京都からは近鉄特急に乗り換えて伊勢市駅を目指しました。
久しぶりに会う3人。
新幹線の車内ではお互いの近況報告です。
受験を終えてほっとしている下の娘の表情や、新しい土地での暮らしにワクワクしている様子を見られたのが、母としてはとても嬉しい。
今回はなんとか、新幹線も近鉄特急も3人で横並びの席を確保できたのですが、前日に確認した時には なんと並び席がラスト1組という状態でした。
週末の移動、あなどれません…!
バラバラの席だとやっぱりちょっと寂しいので、早めの予約を強くおすすめします。

伊勢神宮とおかげ横丁。お口の中がお祭り状態に
プロヴァンスにチェックインする前に、まずは伊勢神宮へ。
伊勢市駅で荷物を預けて、身軽になって外宮から内宮までお参りしました。
私自身は何度もお参りしていますが、娘達はゆっくり伊勢神宮を訪れるのはほぼ初めてです。
5歳とか3歳の頃に連れてきたことがありますが記憶は・・・ほぼ無くて写真で知っているくらいでした。

の参拝の様子】
そして、外宮・内宮へのお参りのあとは、おかげ横丁へ。
これが大変なことになりました(笑)。
海鮮がたっぷり盛られた豪華な手寿司、松阪牛のお寿司、焼き伊勢うどん、蒸し牡蠣、お抹茶ソフト、焼き栗、伊勢 飛竜頭…。
次から次へとおいしいものが目に見えて歩いて、お口の中がお祭り状態!


ただ、本来の旅の目的はプロヴァンの美食。
おかげで横丁のプラスアルファがすごすぎて、「夕食、大丈夫かな…?」とちょっと心配になったのはここだけの話です。
「ただいま」の気持ちで、プロヴァンスへ
おかげで横丁を満喫したあと、伊勢市駅から来線に揺られること約2時間。
17時頃、ついにプロヴァンスに到着しました。
これまでの4回はレンタカーで着ていたので、電車で来たのは今回が初めて。
初めて来た娘達は、「思ってたより新しくてきれい!」と驚いた様子。
もう少し年季の入った宿を想像していたようなのですが、南フランス・プロヴァンス地方を思わせる佇まいと風景に、すぐに感動していました。
私はと言えば、「大好きな場所に帰ってきた」という気持ち。
5回目ともなると、初めての感動とはまた違う、安心感のようなものがあるんですよね。
チェックインはとてもスムーズで、到着したら夕食と翌朝の朝食の時間をおしえてもらいました。
お部屋はエキストラベッドを入れて3人で使いましたが、狭さはほとんど感じません。
南フランスの田舎をイメージした深い木目調の家具に、シックで優しい内装。
都会的なホテルとは違う、落ち着いた安らぎの空間です。
何度もリピートした理由の一つは、この雰囲気あるのかもしれません。

待ちに待った夕食。シェフの心づくしに感動
いよいよ旅の本命、プロヴァンスの夕食です!
おかげで横丁であれだけ食べたのに、不思議な時間とともにお腹はいい具合に空いてきて、万全の準備で臨めました。
予約していたのは「美食プラン〜志摩の宝一品と美熊野牛〜」です。
会場はホテル1階のレストラン「賢亭(かしこてい)」。
テーブルに着くと、シェフが書いたメニュー表がゲスト専用におかれていました。
温かい絵と言葉が添えられた、世界にひとつだけのメニュー。

私が一番感動したのは、天然すっぽんの和薬膳スープ。
深い旨味がじんわりと体に残るような、とても印象的な一杯でした。
美熊野牛の炭火焼きも希少部位で、添えられたソースとの相性が抜群です。
娘のお気に入りは、メニューに「わかちあう」と記されたサラダ仕立ての一皿。
サワラの炙りにソースがかったもので、スタッフの方によると英虞湾(あごわん)の近くで獲れた地元のサワラとのこと。
全体的に新鮮なお魚がたっぷりいただけて、最後の抹茶ショコラのデザートまで大満足のコースでした。
📷 *【写真:【写真:夕食のお料理いろいろ】
ドリンクに、私は「伊勢角」のクラシック・ペール・エールをたのみました。
伊勢志摩のクラフトビールで、これがもう本当に美味しくて、あとからホテルの売店で5本 お土産に買ってしまいました。
娘たちはマンゴージュースを、上の子はスパークリングワインも楽しんで、それぞれの飲み物で華やかな食卓になりました。
📷 【写真:ドリンクや食卓の雰囲気】
星に包まれる夜。屋上テラスの天体観測
夕食後には、今回初めて屋上の天体観測スペースへ。
過去に4回も訪れているのに、今まで行っていなかったのが、もったいなかった…!と思うほど素晴らしい体験でした。
すこ~し肌寒い夜の下空、専属のスタッフの方が天体望遠鏡を使って月面を見せてくださいました。
月の表面がはっきりと見えた瞬間は、3人で思わず声を上げてしまいました。
天体のこと、島の周辺の自然の美しさ、興味深い星のお話をしてくれました。
自然を心から愛している語り口に、ずっと引き込まれました。自然が豊かな志摩だからこそ味わえるものの一つだと思いましたね。
親目線でひとつ。この天体観測は小さなお子さんにもぜひ体験してほしいです。空や星や天体に関心を持つ、絶好のきっかけになるんじゃないかな。
📷 【写真:天体観測の様子、夜空など】
一度で振り返って、幸せな1日
天体観測のあとは、宿泊者が無料で利用できるラウンジへ。
お酒やちょっとしたおつまみがセルフサービスで用意されていて、大人の空間で落ち着いた雰囲気の場所。
ここで軽く飲み物をいただきながら、3人で一日を振り返りました。
撮りためた写真を見返しながら、「あれがおいしかった」「あの景色がよかったね」と、とりとめのないおしゃべり。
大学生の娘たちも、ちょっと贅沢な大人の雰囲気を楽しんでいました。
📷 【写真:ラウンジの様子】
源泉温泉でぽかぽかに。
大浴場の露天風呂にはシルクの湯や陶器のお風呂など3つの湯船があって、体の芯からぽかぽかに温まりました。
正直なことを書くと、ラウンジの営業時間が終わるタイミングと重なったこともあって、他のお客さんと時間が少しかぶってしまったようで、若干の混雑。
先に洗い場を使っていたのだけど、次に入ってきた方が行き場がなくて、立ち往生・・・
一瞬、洗い場が渋滞気味で「早く体洗わなきゃ…!」と焦る場面も。
こんなことは、過去の宿泊では無かったので ちょっとビックリでした。
これから泊まるまる方へのアドバイスとしては、入浴の時間帯をラウンジ閉店時間と少しずらすと、よりゆったり楽しめるかも知れません。
贅沢な朝ごはん。卵事件と絶品モーニング
翌朝の朝食も、志摩の地元の味がたっぷりの洋風メニューでした。
印象的なのは、目の前のお鍋に自分で「朝どれ卵」を入れて好みの固さに仕上げる「志摩の真珠貝」の貝柱のスープ。
手作りほうじ茶プリン、三重県産ポークの特注ウインナーとトマト・モッツァレラのグラタン風、サラダ、絞りたてのじゃばらジュース…何もかもが手作りと自家製にこだわった贅沢な朝ごはん。
食べられなかったパンは「お持ち帰りください」と言っていただけるのも嬉しい心遣いです。

女子3人の朝支度、名残惜しいチェックアウト
朝食後は少し急ぎめの準備タイム。
女子が1部屋まさか、洗面台の争奪戦です(笑)。
1人は持参した手鏡を使って、それぞれのポジションで粛々と・・・(笑)身支度を整え、なんとか10時にチェックアウトしました。
1階のフロント脇にあるお土産売り場では、夕食で味わった伊勢角のクラフトビールと、主人へのお土産にプロヴァンスと地元の酒蔵が提携して作った日本酒などの飲み比べセットを購入しました。
帰宅して夫と飲み比べをしてみたところ、プロヴァンスとのコラボで作られたお酒が一番美味しかった!
旅土産話と一緒に楽しめるお酒は、留守番させられた主人への最高のプレゼントになりました。
【写真:お土産、日本酒の飲み比べセットなど】
名残惜しい気持ちでロビーで記念写真を撮って、駅へ。
(近鉄志摩線・志摩神明駅(しましんめいえき)です)
在来線は1時間に1本なので、贅沢ここは時間厳守です。
近鉄で京都駅まで戻り、14時頃に少し遅めの昼食で、『おぶや』の海鮮茶漬けをいただきました。
駅弁も気になりましたが、若者の胃袋には抗えませんでした・・・(笑)
そのご新幹線で帰路に。
📷 【写真:ロビーでの記念写真、京都での海鮮茶漬けなど】
大好きな場所に、また帰りたい
5回目のプロヴァンス。
今回は初めて娘たちと一緒に泊まることができて、私にとってはとても嬉しい時間を共有できて、大切な時間になりました。
普段はそれぞれ別々に暮らしている3人が、電車の中でとりとめのない話したり、お互いの近況を報告し合ったり。
特別な場所で過ごすからこそ、顔を見て交わす会話がいっそう大切に感じられるんですよね。
お伊勢さんに参拝したことも含めて、感謝することばかりの旅でした。
5回目の宿泊にして、初めて体験した天体観測では、島の自然を守ることの大事さにも触れて、このプロヴァンスの場所『ならでは』の価値を全面的に感じることができました。
「また来たい!」という、帰りの電車での3人の意見は一致!!
次は6回目。
今度はどんな季節に、来ようか。
そんなことを考えるだけで、もう旅は始まっているのかもしれない。
📷 【写真:旅のベストショット】

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